「魁!!男塾」が全巻無料だったので改めて読んでみたらとても衝撃的な漫画だった

魁男塾 漫画

魁男塾
何気なくiosのオススメアプリなんかを眺めていたら全巻無料という心ときめく文言とともに見覚えのある禿げ親父の画。そう江田島平八である。私は連載時に本当に物心つかない幼児だったので記憶にあるのは数人のキャラクターだけなのだがもちろん江田島は覚えてた。何気に全部ちゃんと読みたくなって1巻に手を出してしまった。

全巻無料ってそんなおいしい話あるの?

結論から言えば無料であって無料でなかったというか、言ってることは嘘ではないんだけどなんだかなあ的な仕組みだった。無料で読めるのは1日30分まででそれ以上読みたかったらポイント購入してね、的な。ああそうきたか、ほんとにうまいなあ、新たなフリーミアムモデルの登場に感心しつつ私は続きが気になって気になって仕方なかったのだ。で、読んだのかって?ええ読みましたよ全巻。ただiphoneのちっちゃい画面で読むより普通にコミックス読んだ方がいいからそうした。

昨日の敵は今日の友を地で行く漫画だった

改めて説明する必要があるのかもわからないがこの漫画は剣桃太郎という主人公を代表とする学ランを来た男達がバンカラな世界観の中闘って闘って一息ついたと思ったらまた闘う、宮下あきら御大の代表作である。始めはギャグ要素と学園要素が強かったが次第に超絶バトル漫画になっていくいわゆるジャンプ黄金期のこれまた王道な展開というやつか。
私の男塾レベルは最初にも述べた通り数人のキャラクターをおぼろげに覚えていた程度(桃はわかるよ。あと富樫。そんで飛燕ていう蔵馬キャラいたよね、伊達?あー名前は覚えてるけど顔が出てこない…くらい)の完全なにわかである。だからなのかすげえ新鮮な気持ちで読めた。
劇中を大きく分けると驚邏大四凶殺編・大威震八連制覇編・天挑五輪大武會編・七牙冥界闘編て感じかな。漢字多すぎだろと思ったそこのあなた、甘いですよ男塾は漢字・当て字のオンパレードですよ。そのへんの暴走族も真っ青な熟語の山。
で驚邏大四凶殺編は4対4で闘うんだけどさ、その敵が全員味方になって次の大威震八連制覇では8対8で闘って、その敵がまた全員味方になって16対16で天挑五輪大武會を闘うんですよ。インフレっていうか今風に言うと倍返し。次は34対34になるんだろ?ん?と思ってるとさすがにそうはならなかった。そんなに人いたらコマが人で埋めつくされてるじゃん。どうでもいいけどかけ算間違ってる私。死にたい。
とにかく殺し合いをした相手が何故か次の闘いでは仲間になってるんですよ。や、男塾的に言うと殺し合いをしたからこそ仲間になってるんですよ。常軌を逸してる。怖い。

死んだと思ったら死んでなさすぎ

誰か死ぬ→お、おまえはー(再登場)→誰か死ぬ→お、おまえはー(再登場)な展開多すぎ。一気読みしたからこれは本当に感じたかも。一応皆泣いたり悲しんだり怒ったりする。むしろ死はブースト効果として機能していて後続の味方が必ず殺した相手を打ち負かすってパターンかな。で忘れた頃に死んだ奴が生き返ってくる。生き返ったっていうか死んでないのかそもそも。で、もう慣れてくると「ふふんどーせ戻ってるんでしょ?」なんていう斜に構えた見方になっちゃう。その度に巻末の小中学生の投書を読んでイノセントな感覚を思い出すんだ。ああその頃にちゃんと読んでおきたかったなあ。
でもその死んでも戻ってくるって言うクリシェが作用しなかったとわかったときに急に切なくなる。いつか戻ってくるっしょ?が最後まで戻ってこなかったパターン。そう邪鬼さん赤石さんあんたらだよ。

名前が若干ややこしいことになってる

主要キャラに「次」って漢字使い過ぎ。富樫源次、虎丸龍次、赤石剛次…こいつらほぼメインキャラだからね。後半に東郷総司っていうキャラが出てきた時は「総次じゃなくて総司なんだ…」と先生がやっとややこしさに気づいてくれたと思って嬉しかったものだ。でも同じ時期に仲間に加わったキャラに藤堂豪毅ってのがいてね、とうごうそうじ・とうどうごうき、と全文字に渡って韻を踏んできて紛らわしいったらありゃしない。先生の堅いライミングがマジでパねえっす。

まとめ

いろいろな突っ込み所が満載なのだけれどもそれがマイナスに作用しておらず却って愛されているような気がした。ここには書いていないが民明書房の絶妙な胡散臭さとか。多彩なキャラクターに多彩な技にケレン味。いい漫画じゃあないか。個人的には桃が先輩方にちゃんと敬語使っているところが萌えた。続編の「暁!!男塾」があるそうなので機会があったら読んでみよっと。

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