ダイナースプレミアムを解約する、なんて息巻いてた私だが実際はcitibankダイナースにダウングレードした。なぜって?ふふふ、だって、その方が得なんだもん。ふふふ。なんかもう気持ち悪く笑っちゃうよね。ふふふ。うふふふ。
解約するよりダウングレードした方がお得
ダイナースプレミアムを持ってた場合、解約したら年会費は戻って来ないけどダウングレードなら差額が月割りで戻って来る。大事なことなのでもう一度言う。差額が月割りで戻って来る。
ブラックの年会費って14万円くらいだったのね。もうあれよ、数万円単位で戻って来るのよ。極論カードもらってすぐダウングレードしてたらほぼ丸々戻ってきてたってことよ。ちっそうすりゃよかったな…
てなわけで以前の記事で散々文句言ってたくせに再度citiカードジャパンの世話になるとかいう話。なんかごめんね。
年会費無料という最強のダイナースクラブカード、citibankダイナース
最強とかいう言葉使っちゃうところが中二っぽくはあるんだけどこれマジで最強だから。もう強すぎ。埼京線より最強。
まずプロパーのダイナースとほとんどベネフィットが変わらない。変わらないってかプロパーにcitibankのサービスをプラスアルファした感じ。最強。ダイナースが無料だなんてほんと事件。まあ勿論条件はあるんだけどね。
最初の3ヶ月で10万円使うと初年度無料。年間30万円以上使うと次年度も無料。以後年間30万円使い続ければずっと無料。さすがの私でも30万なら使うわ。この条件なら残るわ。スケートやるよスケート。
そんなうまい話があってたまるか。デメリットを言え
私史上で最強の名を欲しいままにしてるcitibankダイナースだがもちろんデメリットめいたものもある。引き落とし口座がcitibankのみなのだ。まあ、そりゃそうだよなあってレベル。いや自分日本のメガバンしか使わないんで、って人はおとなしくプロパーのダイナース使って下さい。ちなみに日本のcitibankはもう三井信託銀行になっちゃうんだけどね。citibankもあと僅かの命か。いやあ偉いタイミングで切り替えるな私も。
あ、だからこのカードもサービスも継続されるかわかんないよね。強いて言えばこれもデメリットか?
さあさあ切り替えるよーダイナースプレミアムにさよなら言うよー
プレミアムデスクに電話。いちいち面倒なカード番号等を入力しコンシェルジュにプレミアム辞めることを伝える。
「あのー、ちょっと私にはプレミアム使いこなせないみたいなんで普通のに戻したいです(プレミアム高いだけじゃねえかこのやろうとかは言わない。あくまで謙虚に)。」
「かしこまりましたそれではこのお電話をもってダウングレー…」
「(話を遮って)あの、えと、citibankのダイナースにしたいんですけど」
「では申込書をcitibankから取り寄せていただけますか。電話番号は…」
まじかー。電話で切替完了はさすがに無理としても申込書送ってくれねーのかあ。citibankは一応別会社だからかなあ?でもカード業務は同じくCCJだよね?まあいいやもう気にしない。これでますますコンシェルジュは自分に不要だと思えるし。さようならありがとうコンシェルジュ。もう二度と話す事は無いよ。
せっかくなんでcitibankの店舗に申込書もらいに行く
citibankの口座は既に持ってたから徒歩圏内ある支店に申込書だけもらってこようと入店したらなんかブース的なとこに通されて恭しくされた。
「xxx様、本日はどういったご用件でしょうか」
「えーと、ダイナースを持ってるんですけど、citibankのに切替えたいなあと…」
別に出せと言われたわけではないのに我がダイナースプレミアムを提示する。もう出せる場所なくなるからcitibankでちょっと意気がる。私のダイナースプレミアムは相変わらず鈍く黒光りしている。カードに描かれた地球は正に私の手中にあるのだ。ザ・ワールド・イズ・マイン。私は何だってできるし何にだってなれる、と自己啓発めいた妄想を膨らましていると銀行員のお兄さん(意外と若いかも、私と同じくらいの歳だろうか)がいいリアクションをくれた。
「これは…ブラッ…プレミアムカードではないですか」
あーお兄さん思わず今ブラックって言おうとしたーーなんかちょっとウケたし和んだ。
「ええ、プレミアムカードですが?(なにか?)」
見よ、この私のみすぼらしい格好に似つかわしくないブラックカードを。家族カードじゃねーぞ。正真正銘私のだぞ。
「こちらをcitibankダイナースカードに切替えなさりたいと」
「ええ、なんか勧められて作ったのですが身の丈に合ってないと思いまして…メリットもよくわからないし」
「xxx様、こちらのカードはなかなか作ろうとして作れるカードでは御座いませんよ」
知ってる。超知ってる。やっとこのカードのすごさをわかってくれる人に出会えた。それがまさか辞める時になるとは。でもありがとう。そういってくれて私の小さな矜持をくすぐってくれて嬉しかった。さすがcitiグループの人だよお兄さん。もうお兄さんがいいリアクションをくれるからcitibankダイナースのプレミアムにしてやってもいいわ。
「あははじゃあcitibankのプレミアムにでも切替えちゃおうかな」
「出来兼ねます(きっぱり)。xxx様の当行でのステータスですと切替え可能なのはこちらですね」
えええなにこの人ツンデレかよこえーよ。しかもツンデレの順序逆だろデレツンだよそれじゃ。持ち上げて突き落とされたよしかもなんか恥ずかしいんだけど。切替えちゃおうかな、じゃねーよ何調子に乗ってんだよ自分。
なんか微妙な敗北感と申込書を連れ帰って来てソッコーcitibankダイナースクラブカードに申し込んでやった。投げつけるようにポストに投函したった。
citibankダイナースクラブカード到着
程なくしてカードが到着した。ついでの様にリボルビングカードも来た。
あれこれ封筒はプロパーのダイナースと同じじゃね?しかもロゴもさ、citibankじゃなくて普通にcitiだし。もうほぼほぼ一緒なら電話一つで切替えてくれれば良かったのに(まだ言う)。
券面にようやくcitibankのロゴを発見。このbankがつくかつかないかで年間2万円以上浮くならそりゃこっちに切替えるわ。もうみんな切替えちゃえばいいじゃん。こっち側においでよ。あでも全員無料になっちゃったら絶対ダメじゃん会社潰れるわやっぱ来ないで。
切替えてからの後日談
書き疲れてきたので箇条書きで失礼。
・貯めてたポイントは普通に引き継がれてた
・プレミアムは切替えた後もしばらく使えた(いつ使えなくなるかドキドキしながらギリギリまで使用)
・きっちりと月割りでプレミアムの年会費が返還された(citibankの口座に振り込まれた)
・切替えた年は無条件で年会費無料
・次年度も年会費無料だって言われた(これは何故か理由がわからない)
そんな感じです。最後にダウングレードあるあるをひとつ。
・切替え後も無駄に使えなくなったブラックカードを持ち歩いている(飽きたらハサミ入れますねごめんなさい)
お後が宜しい様で。
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