一眼レフデビューするために購入したCanonのデジタル一眼エントリーモデル、Eos Kiss X7iのキットレンズはどんなものかと実際に撮りに行ってみました。
ダブルズームキットに付属してくる2種類のレンズ
まず標準ズームレンズが
EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM
そして望遠レンズが
EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM
だそうだ。冗談抜きで本当に素人なのでこれは呪文にしか見えない。前者と後者では数字が違うということしか知覚上認識できていない。わからないことをわからないままにしておくといつか恥ずかしい大人になりそうなのですぐに調べてみる。
まず冒頭の「EF-S」これはAPS-C機に適したレンズの規格だそうだ。…やばいまた新たな謎ワードを呼んでしまった。APS-Cて。ざっと調べたらAPS-Cは本体の方の規格なんだって。フルサイズじゃないってことらしい。
次に「18−55m」とか「55-250mm」ね。これはわかるよ。ズームの範囲をmmで表してるんだよね。レンズぐるぐる回して画角を決めるんだよね。
次に「F3.5-5.6」と「F4-5.6」なんだけど、これはF値っていう明るさの数字なんだって。小さいほど明るい。
どんどんいこう。「IS」、これは手ぶれ補正だそうだ。イメージスタビライザーの略。
最後に「STM」、ステッピングモーターといってオートフォーカスの時にモーター音がしないんだって。や、さすがの私でもオートフォーカスくらいわかるし。
とまあ駆け足で説明するとこんな感じ。素人に説明される感じはどう?イラつくでしょ?
実際撮りにいってみた@渋谷ヒカリエ
渋谷でズームレンズの性能を試そうと思いヒカリエの展望フロアに参上した。こことセルリアンタワーくらいしから渋谷には目立って高い建物はないから一応一望できる。標準ズームレンズの18mmと55mm、望遠ズームの250mmがどんな画角になるかをご覧頂こうかね。
はい、まずは渋谷駅スクランブル交差点方面を捉えてみた。
18㎜
これが一番広角にした場合の画ね。なんか実際に目で見てる範囲に近い。渋谷名物地上を走る地下鉄銀座線も入ってるし奥には109も確認できる。駅ビルの東急は絶賛スクラップアンドビルド中。と話が逸れてしまうので先に進もう。
55mm
どうこれが標準ズームレンズの限界である55mmだよ。一応さ、スクランブル交差点に人が歩いてるの確認できるでしょ。山手線のホームとかも見えるね。
250mm
さあ望遠レンズで極限まで寄ってみたよ。スクランブル交差点の一番スクランブルな部分まで寄れてるよね。もう一度言っとくけど私はヒカリエの展望フロア、11階から録ってるからね。付属のレンズにしては頑張ったんじゃないかな。もうちょっと寄れてたら危うく私探偵事務所かタブロイド紙に履歴書送るとこだったわ。あぶねーあぶねー。
せっかくなので新宿方面も撮ってみる
おーすげー、とか素直な感嘆の声を発しながら録ってたら近くの子連れから「ママーあの人何してるのー楽しそうー」「やめなさい、見るんじゃないの」みたいな会話が聞こえてきたとかこないとかまあそれはさておき、次の方角は新宿方面。
18mm
ほら、奥の方に新宿副都心の高層ビル群が見える。東京の土地勘が無い方に簡単に説明すると新宿渋谷間の距離は自転車だと気持ちいい運動レベル。よっぽどのことが無い限り歩きたくはないレベル。
55mm
高層ビル群が存在感を示してきた。あと野村証券も抜群の存在感。
250mm
さあ望遠で寄れるだけ寄ってみた。都庁きた都庁。有事の際にはロボットに変身して我らが首都東京を守ってくれる守護神都庁(武器はビックサイトにささってるノコギリね)。
なんかこの一連の新宿方面の写真を見るとさ、寄れば寄るほど明るさが暗くなっていってる気がするね。ほら空の色とか顕著じゃない?ちなみにカメラ側の設定は何も変えて無くて単純にレンズ変えたり寄ったりしただけだからね。
おわりに
とここまで書いたところで私のこのAPS-C機と呼ばれる規格だとレンズのミリ数が一般的な数字とはちょっと違うんだよ的な情報を発見した。35㎜換算てのをしなきゃいけないんだって。どうやら私の紹介した数字に1.6倍した数字が適正らしい。ややこしいね。ま、別に私はこの規格しか持ってないから自分の数字が私の基準なんだけどね。なんならそっちが1.6で割れや、てな具合である。…すみません調子に乗りました。これからも頑張りますから許してください。そして都庁を操縦できるチルドレンの一人になれるようにも頑張ります。え、10代しか駄目なの?そこをなんとか。
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