D’sラウンジトーキョーに行って来た

クレジット

ラウンジに行こうシリーズ(そんなものがあったのか…)、今回はD’sラウンジトーキョーです。全身をうすぼんやりと包むブラックカードホルダーの気品を香水代わりに東京駅へと足を運んでみました。

D’sのDは大丸のD

東京駅の大丸にあるD’sラウンジトーキョー。ダイナース経由で知った私はこれがダイナースと大丸のイニシャルをかけたものだと勝手に勘違いしてたんだけど特にそういうわけでもないみたいだね。大丸にあるからDね、すげえシンプルじゃん。
目的地である11階に止まらないエレベーターに乗ってしまうというお茶目なシークエンスを挟んで目的地に到着。

入口にこのカードで入れます的な一覧があったんだけれども写真撮るなって書いてあったので記憶のみで紹介。大丸の外商カードをはじめとしてダイナースプレミアムとかcitiプラチナ、三井住友プラチナなんかもあったかな。どういう提携基準なのかわからないがJCBザクラスやアメックスブラックでも入れない選民ラウンジ、それがD’sである。(利用料払えば入れるんだっけ?)

受付でカードを提示すると確認のため機械に通される。一体どこまで情報が見られているのだろう。回数とか見れて「こいつ今月10回も来てやがるよ…」とか思われてんのかな。や、はじめてだけどさ。例によって被害妄想だけどさ。
なにやら番号札的なものを渡される。ナニニツカウノコレ?
カウンター席からソファー席まで色々あってまあまあ広い。利用者の年齢層がやたら高く感じるのは何故だろう。置いてある雑誌のラインナップも若者向けではないよなあ。大丸さんのターゲットとする設定年齢高めなのかな。

完全セルフサービスのフリードリンク

ドリンクカウンターに自分で勝手に取りに行く方式。ラインナップは珈琲や紅茶なんかでまあ特筆すべきものはない。エスプレッソの作り方が初めてだと若干わかりにくいってくらいか。
そういえば銀座ダイナースクラブラウンジは一杯目オーダー取りに来てくれてドリンクとお菓子持って来てくれたよな、と考えるとあちらを再評価したくなってくる。やはり何事も相対的に見れる視点を持たないと駄目だなあと思った午後。

ユニークな眺望

銀座・日本橋が一望出来るって公式にHPにも書いてあったんだけどそれはちょっと盛ってると思う。11階というまあそこそこ高い階数でありながら目の前の視界を遮るのは向かいのビル達に設置された看板であり若干惜しい。そして向かいのビルの屋上には不思議なことになぜか鳥居がありそれにも目を奪われる。いずれにせよ、ユニークな眺望である。夕方以降は看板がネオンサインよろしく輝き始める(昭和てんぷら粉の存在感に脱帽)のでさらに混迷を極めるとだけ申し上げておこう。まあ或る意味東京らしいわな。

総評

決定的に欠けているものがある。端的に言えばフレッシュさだろうか。ラウンジにそんなもの必要ねーよという声が聞こえてきそうだしそれは実は正解なんだけどね。
まあ誤解を恐れず言わせてもらうとなんか古臭い(と個人的な感性がそう言ってる)。2012年という比較的最近出来たとは到底思えないような雰囲気。擬音で表すならばどんよりとしている。気がする。私がまだ若者に分類される年齢だからかもしれないしあれが落ち着くって人も中にはいるのだろうけど。てか謎のマッサージ機とか効能の疑わしい不思議な水売るとかそうとこが微妙に気になるかなあ。高級感漂わせるためにブラウンの木目調を推してみたりはわかるけどいなんかまいちなんだよなー。何だろこの感じ。老人の集まるカルチャーセンターのサロンみたい。…ごめんなんか言い過ぎたから一応謝っておく。多分私のような若輩者には理解出来ない世界なんだろう。そういうことにしとこう。まあなんでもいいやタダだし。

単純に空見上げてぼーっとしてる分には良かったよ。
大丸ラウンジ東京駅ダイナース
高い窓は好き。

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